温泉ツウの友に導かれ
日本のチベットとうたわれる秘境の地
勇ましい渓谷は見事
宿に着いたや否や
わいわいと露天風呂へ向かうわけだが
谷底にある露天風呂へは
ケーブルカーで行く
運転席には娘
自ら出発ボタンを押し
「それでは出発いたします」
辿り着いた温泉は
優しい気泡に包まれた子供達向けの感触で
川のせせらぎを聴きながら
まったりと湯の花に魅了
...というわけにはいかず
その素晴らしさに大興奮大暴れの娘
翌日は一転
つるを握って下を見れば
隙間だらけで足がすくむ
息子を背負い娘を抱っこして
突如降り出した雨をものともせず
あっという間に渡りきり
それを見てママも
ビデオカメラ片手に
ヨロヨロ何とか渡りきる